グループディスカッション対策_前編_グループディスカッションでも個人スキルは非常に大事

就職活動の面接で頻出するグループディスカッション。
個別・集団面接は、各種ハウツー本が出ていたりしますし、一番重要な”練習”が友人とできます。
一方、グループディスカッションでは”練習”にはある程度の人数が必要でなかなかできないもの、、、
加えて、人数が多いため、思った通りに行かない、、、
そんな就活生を悩ませて止まないグループディスカッションの攻略法が本日のエントリ。
尚、以下の観点は外資コンサルティングファームでのGDではあるものの、どの会社にも共通して言えることであると思いますので、外資コンサルティングファームを受けない方も大いに参考になるかと思います。

グループディスカッションではここを見る!

観点を分解すると以下のの3つになります。

  1. 個人のスキルが高いか?(1か2か?)
  2. 他人と仕事をすることで、個人スキルが増すか?(1+1=3になるか?)
  3. チーム全体をマネジメントして、組織として成果が出せるか?(足し算でなく、掛け算にできるか?)

会社によって、どのスキルを重視するかはまちまちです。
因みに、コンサルであれは間違いなく、”個のスキル”です。
コンサルにって人はクライアントに納品する商品です。”個のスキル”が無いと絶対的に商品として出せない為です。
それではまず、個のスキルの話から。

個人のスキルが高いか?

古今東西、仕事で求められる個人スキルは2つに分けられると考えてます。
それは、整理力発想力です。

整理力とは、大量に流れてくる情報を、共通項や上位・下位概念を意識して構造化し、しっかり整理してまとめ上げる力です。
いわゆる”ロジカル”というやつです。
これが、スピーディーにかつ正確にできる人は仕事でかなり重宝されます。
ですのでもちろん、GDでもかなり高い評価をつけます。
実はこの力、一番簡単に身につけることができます。
一定の法則に従って整理するため、教科書的に訓練しやすい。
要は思考の訓練の賜物なのです。
私のブログで紹介している本で言えば、「ロジカルシンキング」が該当します。
【図解】ロジカルシンキング ワークブックとかも出ているのでお勧めです。すぐに力が付くんだから、費用対効果高いですね。これはしっかり押さえておきましょう。

発想力とは、視点をずらす、制約や前提を外すことでバイアスを排除して、アイデアを生み出す力です。
いわゆる”閃き”というやつです。
これも、仕事で行き詰ったときに、新しいアイデアを出せる人は仕事で重宝されます。
ちょっと、イメージつきづらいかもしれないのですが、”視点をずらす、制約や前提を外す”ってのがミソです。つまりゼロベースで考えるということです。
例えば、”そもそも顧客に求められいている要素を考えるとこれは無駄ではないのか?”とか、
”企業内だけでなく、国や競合と協力することはできないか?”とかいう考えが出せる人です。

実はこの力も、一定程度は訓練が可能です。
一番学びやすいのは大前研一さんの「0から1の発送術」です。おすすめです。

学生さんでここに投資できる人は少ないでしょうが、もし余裕があれば頑張る価値はあります。
それぐらい、学生で閃きや演繹的思考がまぐれではなく、意図的に出せる人は本当に少ない。
もしモノにできたら、確実に輝けます。

GDは複数人でやるため、どうしても全員に目を配ることは難しいです。(そら面接官だって人間だもの)
ですので、キラッと光る何かが無いと通過が難しいです。
自分はどっちタイプなのか見極めてみて下さい。(と言っても経験的には、受験勉強頑張ってきた諸君の9割はロジカルタイプだと思います。)
その上で、弱点を最低限補いながらも、是非”強み”を伸ばして下さい。

上記の個人スキルは自分一人で伸ばすことが可能です。
本を読みながら、普段の生活や勉強でも意識して、スキルを使ってみて下さい。
そうすることで自分の血肉となるでしょう。

さて次回は、チームで働くコツです。
もちろん力を蓄えることも重要なのですが、
学生さんにとっては、機会がなかなかないので、せめてGDで取り繕うには?という観点も盛り込んでおきます。
乞うご期待!
グループディスカッション対策_後編_グループディスカッションではリーダーはやるな

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