【図解】外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック

想定読者

就活生~入社3年目

得られるスキル・知見

検討資料・各種報告書作成に多用されるスライド作成のセオリーを学び、誰にとっても読みやすい資料が作れる

この本のポイントは

  1. スライド作成はまずメッセージから作り始める。
  2. メッセージは短く、1スライド1メッセージで、ポジションを大胆に取る。
  3. 必要・不必要や効率・非効率を問い直し、徹底的にわかりやすいグラフやチャートを作る。

図解

解説&感想

山口 周さんは、慶応大学文学部哲学科を卒業し、同大学院の修士課程を修了した後、電通、ブーズアレンハミルトン・BCG・ATカーニーを経て、現在コーン・フェリー・ヘイグループのシニア・パートナーとして活躍されている方です。

とにかくわかりやすい上、よくぞここまで纏めてくれたと感服する内容です。
私もコンサルタントですので、スライド作成術は社内でも研修があるし、OJTで日々怒られながら習得しているのですが、どうにも体系化されてないな、、、と思っていたら、こんな本がありました(笑)
どのファームにとっても門外不出のスライド作成術が2,000円未満で学べるなんて、、、これは絶対に買いでしょう。というかいいのか?こんなの出しちゃって!?(笑)

著者が指摘しているように、スライド作成は奥が深いです。でも忘れてはいけないのは、あくまでスライドということです。
つまり、中身のコンテンツが一番重要であって、あくまで表現テクニックなんですね。
だからこそ、テクニックは本で学んで欲しいんです。
どう表現しようか考えるのに時間を使うのであれば、もっとアイデアを出して欲しいし、もっと分析して欲しい。
日本のホワイトワーカーは、スライド作成にかなり時間を使っている印象です。
非常にもったいないです。日本の生産性を向上させるカギはココなんじゃないかと真剣に思います。
だってこれはテクニックなので考える事ではないのです。
すぐに本書を読んで基本的なルールをインストールしましょう。

さて、スライド作成はあくまでテクニックと言いましたが、テクニックであるが故もう一つの論点があります。
それは、体で覚えるという点です。
これはトレーニングと一緒であり、本書で学んだことを、実務でトレーニングを積まなくてはなりません。
そのためには、適切な機会が与えら得るとともに、回答が必要です。
機会は皆さんで探すとして(進んで手を上げれば、スライド作成の機会はゴロゴロ転がってます)、適切な回答はどうやって手に入れればいいでしょうか?

と思ったらありました。
同シリーズの外資系コンサルのスライド作成術 作例集: 実例から学ぶリアルテクニック
「~スライド作成術」で理論やTipsを学んだあとで、本書で練習すれば、マジで経営コンサルタント並みの技術が手に入ります。
というか山口さん、いいのか?こんなの出しちゃって!?(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です