さて、前回に続き、今回はコロナショックの自粛期間に具体的にすべき基礎練習の中身についてお話したいと思います。
前のポストで今回の自粛期間中にすべきことのフレームワークは説明したと思います。
こちらを参照下さい。
コロナで外出自粛期間中は読書でビジネススキルを伸ばすチャンス 今回はそのうえで、具体的にやるべきトレーニングについて解説したいと思います。
就活中にも関わらず面接が延期続きで手持無沙汰な方、
新卒で入ったけど在宅でトレーニングばかりやらされて、本当にこれでビジネスマンとしてスキルアップできているか不安な方、
入社間もないためあまり主要な業務を任されないまま在宅ワークになって、自分の存在意義や成長ステップがわからなくなっている方、
必見です。
agenda
まず第一に、不安は的中してます。焦って下さい。
就活中、新卒、入社間もない方で、上記のように成長機会を逃しているのではないかと思っている方。
不安的中です。自宅でぼーとっしたり、企業から進められるeラーニングでは十分トレーニングはできてません。これは断言できます。
なぜならトレーニング量が絶対的に不足しているからです。
実際に社会人として業務したことある人はわかると思いますが、アウトプットのプレッシャーって半端ないです。日々大なり小なりの問題解決の嵐です。
その嵐と比較すると在宅勤務はその日にならないくらい試行回数が少なく、かつ低負荷です。
社会人前、スタート間もないスポンジ状態の皆さんにとってこれは致命的です。
一方、考え方を変えると、よほど進んでいる人でない限り、まだ漠然とした不安レベルで立ち止まっているだけで、具体的なアクションに乏しいと思います。つまり先行するチャンスです。
もうお分かりですね。前に進みましょう。そうするしかないです。
では何をするか?
筋トレを高負荷でやる。つまり問題解決スキル本マラソンをしよう。
皆さんの行きたい、あるいは現在いる業界特有のスキルについてはここではフォローしきれません。無数にあるので。
でもまあそういう”アプリ”的なスキルはそれこそコロナ明けでも十分です。
それより今は基礎体力をつけるべき。つまり、論理的思考や問題解決スキルです。
その重要性はこちらの記事で紹介しているのでぜひご一読を。
読書マップ as of 2020/4/19 ポイントは、”高負荷”です。
そのためには、
(1)短い期間で数をこなす
(2)読んだ本はアウトプットをする
(1)について:週に2冊は読もう
これから8冊問題解決の名著を上げます。ぜひ1か月間我慢して読んでみてください。レベル別に分けるので、ぜひこの順で読んでみて下さい。
初級編
・ロジカルシンキング
・イシューからはじめよ
中級編
・仮説思考
・論点思考
・グロービスMBAクリティカル・シンキング
・コンサルを超える問題解決と価値創造技術の全技法
上級編
・Q思考
・ライトついてますか
8冊も読むと、同じことを書いている箇所と、著者独自の視点がわかってきます。
同じことは、複数の著者が言及するようにいわば”常識”のポイントです。絶対身に付けてください。
著者独自の視点については、独自ではあるものの、そこは古典的名著と言われるゆえん。重要な視点がたくさん混ざってますので、こちらも余裕があれば身に付けたいポイントです。
(2)について:紙に要点を書く。そして人に説明する
アウトプットの重要性について本ブログで口を酸っぱくして言ってきてます。
アウトプット前提でないとインプットの質が下がるのは下の記事で触れてますし、何より皆さんは在宅or早帰りでアウトプット自体の回数が減ってます。意識的にアウトプットの機会を作ってください。
その重要性はこちらの記事で紹介しているのでぜひご一読を。
【図解】インプット大全 紙に書くのはもちろんですが、ぜひ他人に説明してみてください。親でも、友達でも、恋人でもOK。ぜひ説明して興味を持たせてください。そこまでがゴールです。
それが終わったら、、、問題解決実践本に取り組む
1か月我慢してやってみましょう。そのあとに、問題解決実践本をやってみるのをお勧めします。
実力が付いたことが絶対に実感できます。
問題解決実践本のおすすめについては、また後日書かせていただきます。
まずは皆さん、この期間中に是非とも基礎体力向上に取り組んでください。これは仕事もそうですが、人生をとても豊かにしてくれるスキルで、絶対に若いうちに身に付けることをお勧めします。
それでは皆さん、悶々とした日が続くと思いますが、ぜひ前を向いて進んで下さい!
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