就活で悩める皆さんへ

史上稀に見る売り手市場と言われる昨今ですが、はっきり言って当ブログの対象読者である、いわゆる「ハイレベル就活生」にとっては、別にやる事も変わってないし、難易度も変化ないと思います。(席数が景気に左右されにくいので)
さて、今日はそんな、インターンしまくって、会社説明会行きまくったけど、
「結局、どの会社が一番自分に合っているかがわからない、、、」
「どの業界に行くのが正解か分からず迷う、、、」
そんな人向けのエントリです。

新卒で入る会社って重要?

まずここから説明します。結論から言うと、
「超大事」
因みに、私は転職未経験者ですので、一定のバイアスがかかっていると思いますが、外資コンサルって転職者一杯いますので、いろんな人たちのスキルや処遇を見てきました。「超大事」な理由は3つ。

  1. 新卒時の働き方で、その後の社会人人生の仕事に対する基本姿勢がほぼ決まる
  2. 新卒は「育てよう」というインセンティブが働くので、チャンスが回ってきやすい
  3. 人的ネットワークが築きやすい

これに尽きます。特に、1.が重要。学生から社会人なるタイミングは、別の人生が始まると思ったほうがいいです。インプット重視なのがアウトプット重視になるため、動き方がとんでもなく変わります。
どんな人だって、こっぴどく怒られます。人にもよりますが、まあ、2~3年はトランジションにかかるでしょう。石の上にも3年とはよく言ったものです。
この時の、怒る人・マネする人のタイプによって、ほぼその後の仕事への取組姿勢が変わります。
まあ、刷り込み効果、心理学的に言うと「アンカリング」が働くってやつです。これ、思いの他大きい。

何が正解なの?

重要なのは、「何が得られるか」、逆に「何が得られないか」を知り、ぼんやりと今描いている将来像とフィットするかが重要です。
よく、「将来のことはよくわからないので決められません」とか、相談しに来る人いますが、
「いや、誰にもわからんよ。結局、今見えている範囲で最適なものを選んで、アジャストしていくしかない」と答えています。
分からない=思考停止ではなく、分からない=分かる範囲で進む、が人生を楽しく生きるコツです。

どの会社から、どんな事が得られるの?

ここからが本論。これまで、いろんな会社をコンサルティングしてきて見えてきたタイプを別の整理をしてみます。
因みに、この3タイプに絶対的な優劣なんてないですよ。
よく「優秀な人たちはどこに行くんですか?」って聞かれることありますけど、「優秀って何?」って思います。
ビジネスの世界では、儲ける人が偉いので、それは偏差値のように、1次元の数直線では表せません。

事業会社は正規軍

何と言っても魅力は、規模の大きさです。協業相手だって、やっぱりそれなりの規模になるし、世の中にインパクトを残す商品やサービスを出すのは、いつだって事業会社です。
で、コンサルタントとの大きな違いは、「意思決定ができる」です。所詮コンサルはアドバイザー。
結局、実行に移されるかどうかの判断はできないです。
加えて、なかなか狭き門ですが、指揮官になれれば、大きなチームを動かせるので、自由度が高いです。
一方で、デメリットは、やはり「組織人」でないと厳しいです。これまでの人生経験上、この領域で平均点以上取れる人でないと、キツイかなと思いますね。いるからね、足引っ張る人。

コンサルは特殊部隊

厳しい徒弟制度のもと、特定のスキルを徹底的に磨かれます。そして考えるための道具もたくさん持たせてくれます。でもついてこれない人は、切り捨てられます。
ファームや所属によって特色があり、その領域では、常に最新情報に触れられます。あと若手の内は、なんでもやらされますが、年とともに、専門分野しか仕事が回ってこなくなります。
そういう意味で、専門スキルが重視されるので、コミュニケーションスキルはマストではないです。(もちろん人間同士が働くので、ゼロではないですよ。相対的に重視されないって意味ね)
あと、これは入って少し驚きましたが、「別に尊敬されないです」
医者とか、弁護士って資格商売で、無いと生活・ビジネスが進まないから結構尊敬されるし、重宝されます。
でもコンサルは、それ自体事業運営にマストではない。少なくとも若手は絶対にそう。
結果、別に尊敬されないので、承認欲求は満たされないと考えたほうがいいです。
好きな分野を突き詰められる、それがアカデミックとビジネスの間で、ってとこに楽しみを見出さないとちょっとキツイです。

ベンチャーは傭兵部隊

醍醐味は何と言っても、若いうちから経営に携われることですね。
あ、コンサルって経営スキル、そんなに身に付きませんからね。彼らはあくまで飛び道具であって、経営課題全般にアドレスしてないです。
※あるとするとファンドとかですが、ここは新卒をほぼ取ってないので、対象外
そんな経営の仕組み、つまりお金を集めて、人を集めて、アイデア考えて、カタチにして、売って、方向性を修正して、、、といういわゆる“経営活動全般“に広く携われ、基本スキルの涵養も望めるのが良さでしょう。
チームも小さいため、顔が見える範囲で付き合えます。半沢直樹みたいな足の引っ張り合いもないです。引っ張る暇あれば、1秒でも新しい事考えよう。出ないと死ぬんで。って感じ。常に危機状態なんでチームもまとまります。
デメリットはやはり、質のばらつきが大きすぎる点でしょうか。ゴロツキみたいなの、すげーいるからね。
はっきり言って、歴戦の強者であるエンジェル投資家だって騙されるんだから、新卒にこの企業は伸びそうか?を当てるのは不可能。それより、フィーリングが合うか、任される自由度が大きすぎないか、小さすぎないか?で選んで自己納得を優先したほうが賢明です。

まとめ

いかがでしたか?なんとなく見えてきました?
これを下敷きにして、会社説明会やインターンに行くと、ちょっと違った視点で会社が見れると思います。
結局、最後は腹くくって飛び込むしかないです。
でも、少しでも事前に情報を手に入れて、「後悔」をする学生が一人でも減ればと思います。

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